#2 高齢者虐待の問題と対策
第2回の介護のテーマはみなさんも一度は耳にしている単語
“高齢者虐待”についてです。
さてみなさん!
虐待といえばなんですか?
殴る蹴る?
つねるとか叩く?
それだけじゃないんです
例えばご本人の購入の備品を壊すこと
これも虐待に当たります
必要なケアを行わないこと
これも放置放任という一つの虐待になります。
さてこの虐待の事件になると耳タコになるほど聞く単語は
ついカッとして
はっきり言います、わかりますよ。
って多分きっと世間では思っても
イヤイヤそこは自制心持てよ!
とか
やっていいことダメなことくらいわかんだろ!
とか言われるんです、そりゃそうですよみんなカッとしてやってりゃこの世は犯罪の巣窟ですからね笑笑
でもその気持ちもわかるんですよ
時間なくて慌ててる時に思い通りにならないとイラつくのが人間の性だと思いますから、こんな時こそ
「相手を思いやる」気持ちが大切になるのかもしれないです。
仕方のないことと割り切れる心、現場で他の職員と連携を取り、例えば俺じゃ反抗すごいんで誰か代わってください!ってベテランにパスすることも一つの手だといえますし、どの職場だってそれは同じはずですから。
では話を本筋に移します
虐待が起きると仕切りに上がる話題があります。
それは
- 職員の給与が安くろくな人間が集まらない
- 介護職は誰にでもできると思って甘い人が多い
の2つですかね。
これすごい言われようですよね笑
働いてる人からすればこんな馬鹿にされた言い方たまったもんじゃないですよ。
だってどう考えてもこれ職員は低賃金で働くロクでもない人間の塊と言わんばかりの言い様です。
でも低賃金なのはそうなんですよね。
実際有資格無資格で差がありますし、新卒と中途でさらに開きますし、あげく契約になんてなると……ね?
でも実際国は動いてます、来年には介護福祉士の資格を持つ人で勤務年数が一定なら賃金底上げ等が案が出たり着々と変わってます。
でも安い、安いしキツイ。
拘束時間は一定であまり変動しないものの、その枠内とにかく動き回ります。
立ち上がり、排泄、誘導、入浴、食事。
とにかく動かないといけない中に生まれる一つの邪魔というかロスは…やはり認知症なのが現実です。
だからと言ってそれで叩いていい理由になりません。
例えば先に他の人の誘導行ってから認知の人の誘導を行う。
排泄も先に歩き回られたりされる方がいるなら見つけ次第お部屋に一緒にお連れし対処するなどいろいろ手はあります。
そして最後です、こういう背景には私はこの問題があると思います。
そもそもやめる職員が多いので職員間の長年の付き合いのフォローや、頼み事のし辛さがある。
と現状私は思います。
つまり横のつながりが薄いから誰かに相談しにくいのではないでしょうか?
でもその施設の中のことをわかってる人達同士で話さないで他人に話しすぎるとそれは個人のプライバシーの侵害です。
それは明らかに良くないですよね?
それでは高齢者虐待について私の思う問題点と解決法を述べます。
問題点は職員の精神的負担肉体的負担の大きさが認知症の人や要介護者の虐待につながっている。
解決法は職員同士の横のつながりを作ること、フォローしフォローされ、時にこんなことがあったと仲間内で話して次への対策を立てることにより体力のロスも精神的な辛さも軽減できるのではないかと私は考えました。
以上
第2回
高齢者虐待の問題と対策
でした